新しい展示会の形、バーチャル展示会をVRツアーで

2024/01/27

VRツアーは、Webサイトに組み込むことで新しい体験をお客様に提供するシステムです。

WebサイトはPCだけではなくスマホやタブレットからも気軽にアクセス可能で、またVRヘットセット、VRヘッドマウントディスプレイを通じてアクセスすれば、VRモードでより没入感のある体験をしていただくことが出来ます。

このVRツアーのシステムを使うことによって、現実世界のあらゆる事象をデジタルの世界に再現することが可能です。大げさに思われるかもしれませんが、それくらいの可能性を秘めている仕組みだと当方は考えております。

バーチャル展示会という表現方法

その中で、バーチャル展示会という仕組みも、大きな可能性を秘めていると考えています。

主なメリットとしては、

  • 場所の制約がなくWeb上で展示会の開催が可能
  • 展示物の詳細情報や仕様を柔軟に発信
  • コストを大幅に削減
  • 開催期間の制限がなくなる
  • ブランドイメージの向上

などがあり、これらによって従来の展示会とは違ったアプローチが出来るのではないでしょうか。

また、現実に開催されるイベントの様子を360度写真で撮っておいて開催後にバーチャル化しておけば、アーカイブとして残しておくことも出来ます。従来は一枚写真で残しておくことしか出来ませんでしたが、VRツアーとして残しておけば、後々の資産になります。

以下、メリットを詳しく紹介させていただきます。

場所の制約がなくWeb上で展示会の開催が可能

VRツアーはWebサイトに設置しますので、場所の制約がありません。規模や展示物の数も自由に決めることが出来ます

お客様の側にとっても、家やオフィスからいつでもアクセス出来ますので、スケジュールの予定が組みやすいというメリットがあります。

海外に住んでおられても、VRツアーであれば日本の展示会に参加することが可能ですので、全世界を対象にグローバルに参加を募集するというのも面白いです。

展示物の詳細情報や仕様を柔軟に発信

バーチャルな展示会では、画像だけではなくテキストや動画などを組み合わせて、主催者側が伝えたい情報をより的確に発信することが可能です。

没入感が高いVRツアーの閲覧者は目の前の物事により集中しますので、従来のWebサイトよりも絞り込んで展示物の説明をすることが出来るのですね。

展示物の3Dモデルを用意しておけば、目の前でくるくる回して、360度どの部分からも見ていただくことも可能です。

コストを大幅に削減

リアルの展示会では、会場の構築や場所の確保にコストがかかります。また、多くの人件費や運用にかかる費用も安くはありません。

VRツアーは、システムの構築費用はかかりますが、場所についてはサイトのデータを入れておくサーバー代のみです。ランニングコストも不要ですので、運用の負担も少ないです。

ROI(投資対効果)が向上するのも、VRツアーのメリットかと思います。

開催期間の制限がなくなる

通常の展示会は、会場を借りて運用するコストが大きいため、開催期間が伸びれば伸びるほど負担も増えます。

もちろん、開催期間を限定する必要性があったり、それによって得られるメリットもありますが、もしコストの問題で開催期間を短くしなければならないケースなどは、バーチャル展示会を併用することで解決できるかもしれません。

展示会のコンテンツをオンラインで常にアクセス可能にしておくことで、長い期間にわたってお客様との関係構築が出来るようになります。

ブランドイメージの向上

現状、VRコンテンツはまだまだ普及されておりません。これから広がっていく新しいテクノロジーです。

そのため、VRツアーでバーチャル展示会を開催すれば、最新技術を活用している企業としてのブランドイメージを高めることが出来ます。

臆せずに先進的なテクノロジーに取り組む姿勢は、イノベーティブで先見性があるという印象を残し、それによってブランドイメージの向上も期待出来ます。

以上のように、展示会をVRツアーとしてコンテンツ化することで、多くのメリットが得られます。

もちろん、リアルで開催する展示会にも大きなメリットがあり、今後もなくなることはないでしょう。が、リアルとVRの両方を視野に入れて取り組むことで、さらに多くのメリットが得られると考えております。

当方が制作する「VRツアー」は、展示会のVRコンテンツ化にも対応しております。VRのみの開催、リアル会場のアーカイブ化など、活用方法は様々に応用出来ると思います。

VRヘッドセット対応で、Meta Questなどのデバイスで体験していただくと、今までのWebサイトでは出来ない表現が可能です。

展示会のVR化をご検討されている企業様、個人のクリエイター様のお力になれることを願っております。

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